小学校受験のための準備 年齢ごとのロードマップ

国立小学校受験

小学校受験に関しては、なるべく早めに準備をはじめるに越したことはないです。

そもそも論ですが、子供が小さいうちから受験に備えて準備をはじめてあげないと、子供は付いてこれません。
仮に受験しないとしても、子供の成長を考えて接してあげることはとても大事です。
ただ、無理やり勉強させても先々勉強したがらなくなってしまってはいけないので
上手にコントロールしながら、1日10分でも取り組めるようにしましょう。
また、小さいうちからできることもたくさんあります。子供の先々を見据えて早く行動しましょう。

0歳~1歳

このときから先を見据えて、準備しておいて早すぎるということはありません。
0歳から、音楽や絵本に触れる機会をたくさん増やしましょう。
詰め込みすぎは良くないですが、耳や目を少しずつ刺激してあげることは成長に繋がります。
読み聞かせはもちろん大事です。
小さい時は、絵本を選ぶときにカラフルな絵本を選んであげると、喜んでくれることが多いです。
ただ、小さいうちはこちらが言うことも分からないことも多いですし、集中することも難しいので「しっかり読んであげなきゃ!」というよりは「聞いてくれたらうれしいな」「興味を持ってくれたらうれしいな」くらいの感覚で気楽にいくことも大事です。

2歳

1歳よりも、意味のある絵本にたくさん触れさせてあげましょう。
0歳~1歳向けの絵本は擬音語とか、ふわっとした意味の絵本が多いです。2歳からは言葉も増えてくるので単語の意味だけでなく、短い文章まで伝えられるといいですね。
本人が理解できていなくても、少しずつ分かってくることも多いです。何はともあれ無理せず子供が絵本を読むのが好きになってくれるように取り組みましょう。
働きながらだとたくさん読んであげることはできないかもしれないですが、寝る前には1冊絵本を読む、など習慣づけておくといいでしょう。
受験に対して必要な絵本もありますが、まずは本を好きになってもらうことが大事。ここで習慣づけできるかは、本当に大きな差です。

3歳(年少)

ここからどんどん、与えるだけでなく、子供が主体となって取り組むことを意識しましょう。
そのなかで「書く」「読む」の能力を伸ばしてあげましょう。
まずは、絵をたくさん描くことをオススメします。絵をかくことが好きになると、鉛筆に移行したときに線を書くことが非常に楽になります。絵でなくても、ただの線でも十分です!
できるのであれば簡単な迷路を鉛筆でなぞることを始めても良いでしょう。
「あいうえお」「ABC」などを単語ごとに文字を読めるようになれば凄いです!
3歳くらいから、子供が主体となった行動が出てきて、急に成長していくことを感じます。
まずは「数字を書く」ことに取り組む。できれば「自分の名前をひらがなで書く」「あいうえおを書く」
こういうことにも取り組んでいきましょう。
ただ、大人にとってはものすごく単純なことでも、3歳でそこまでできるのはものすごくハードルが高いです。
まずはなんでもいいので、「書く」「読む」を主体的に取り組みながら子供の成長を見つつ新しい取り組みを増やしていきましょう。

4歳

本格的に幼児ワークに取り組みはじめましょう。
過去問を入手して、過去問にある類似の問題に取り組みましょう。
過去問はまだ難しいと思うので、過去問の軟化している幼児ワークを取り組みましょう

まだ鉛筆に慣れていないときは慣れてから取り組むため慌ててする必要はないです。
3歳用の幼児ワークから取り組むことが大事です。
「できる」という体験をたくさんさせてあげましょう。
そして、基礎的な演習だけで基本的には十分です。

5歳(年中)

過去問にも取り組みながら、過去問と類似の問題をどんどん取り組みましょう。
過去問以外にも、テスト以外の試験科目もチェックし、不足があれば可能な限り無くしましょう。
毎回同じ問題が出てくるとも限らないので、ほかの問題も取り組んでいきましょう。
6歳に向けて、5歳から勉強する習慣が身についておけば、ここはローテーションで問題ないです。
新しい問題に取り組みながら難易度をあげていくことももちろん大事ですが、、過去に間違えた問題を間違えないように解けることを重要視しましょう。
受験はいかに間違えないか、基礎ができるか。ここで大きな差が付きます。
鉛筆を使った勉強だけでなく、行動観察やそのほかテスト科目も確認して少しずつ取り組んでいきましょう。

6歳(年長)

5歳の時と同じように、過去問をミスなく取り組みながら、今までに間違えた問題のミスをなくすようにしましょう。
少しずつ難易度の高い問題にも取り組みつつ、基礎問題も繰り返します。難しい問題ができなくて、躓かないようにサポートしてあげましょう。基礎問題も入れることで、基礎力を培いつつ、問題が解けるというモチベーションアップにもつながります。
行動観察などの試験も本格的に取り組み始め、
面接があるところは面接の練習も行いましょう。面接での回答は日常の会話におりまぜつつ、最終的には本番同様に面接練習を行うことも心掛けましょう。
本番に向けてやり残しが無いように行っていきましょう。

終わりに

こどもの成長を見ながらお伝えしていますが、お子様の成長は様々です。5歳で行うことがもっと前からできる子もいれば、反対にできないことがあることも当たり前です。
まずは本人が楽しみながら成長できることを考えましょう。できたことは必ず褒めてあげてください!
本当に大事だと思います。褒めてあげるといつの間にか自分でやろうとしてくれることが大事です。

早く取り組めば取り組むほど追いつけるので、受験するのであれば、行動することは早く、ただ子供に合わせてやっていきましょう。

早く準備をはじめるに越したことはない!けど、無理せず子供に合わせて取り組むことが大事。

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